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ジミー・カーター、CNNでパレスチナのアパルトヘイトを語る! 

元アメリカ大統領のジミー・カーターが、最近こんな本を出しています。

Palestine Peace Not Apartheid, Simon & Schuster, November 14, 2006


直訳すれば、「パレスチナ、アパルトヘイトではなく平和を」となりますが、このタイトルを見ておおっ!と思った人も多かったのでしょう。「アパルトヘイト」という言葉が堂々とタイトルに出ているなんて。

11月27日のCNN「ラリーキングライブ」にも出演して、言うべきことをきっちり言っています。いわく、イスラエルの占領継続と土地の収奪が問題の根源にあり、イスラエルが国際法を破りまくっているのはけしからん。

ビデオ(終わりの3分の1ぐらいから) 

☆サイトは、このページから

こんな発言が、CNNのゴールデンアワーに流れることが許されたなんて、元大統領だからこそできた快挙でしょう。

アメリカの政治家は、そういうことはじゅうじゅう承知していながら、選挙に不利だという理由でぜったいに口にしない。こういう発言で、カーターは民主党のなかの一部から敬遠されるようになっているようです。

とにかく、amazonでは売上9位だし、賛否両論はあっても、全国的なベストセラーになることはほぼ確実でしょう。

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モハマッド・バクリの来日公演と映画上映 

イスラエルのパレスチナ演劇家モハマッド・バクリの来日公演があります。イスラエル国内で差別を受けるパレスチナ人のなかで、例外的な成功を収め国際的な映画スターの地位を得た優れた俳優ですが、2003年のイスラエルによるジェニン侵攻と虐殺を描いたドキュメンタリー映画によってイスラエル国内で激しい非難を浴び、困難な時期を経験することになりました。そのさなかの2004年秋、アーティスト達とナザレを訪問した際に、御宅でお話を聴く機会があったのですが、「パレスチナ人としての誇りを持ちながら、同時にイスラエル社会の有意義な一員として生きていきたい」と述べていたのが心に残っています。


このほど、四方田犬彦さんの努力で来日公演が実現することになりました。イスラエル国内のパレスチナ人の置かれた状況を認識するよい機会だと思います。みなさま、ふるってご参加ください。以下は、それについての情報をまとめたものです。

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激奨映画 フォーギヴネス  

第19回東京国際映画祭でイスラエルのウディ・アローニ監督による、すばらしい映画を見ました。 イスラエル・パレスチナ紛争を正面からとらえ、バイナショナリズムを視覚と音楽とメタファーで表現した作品そのものもよかったし、上映後の記者会見&質疑応答での監督がみせた、深い思索と強い信念に裏打ちされた謙虚な姿勢が、それに輪をかけて共感をそそりました。ぜひ多くの人が見られるかたちで上映してほしいものです。


でも、会場では監督に質問や意見を述べているのはすべて外国の人で、日本人の発言が皆無だったことから予想されたように、コンペでの受賞はなく、映画評もほとんどでていない様子。このまま他では上映されず、消えていくのかもしれません。それではあまりに残念なので、ささやかながら宣伝しておきます。

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ラシード・ハーリーディ 

Rashid Khalidi

パレスチナ出身のアメリカの歴史学者で、アラブ現代史の第一人者。元アメリカ中東学会の会長で、この記事が書かれたころはシカゴ大学の国際学研究所の所長だったが、2003年にコロンビア大学に招かれ、Edward Said Professor として中東研究所の所長に就任した。

1991年のマドリード会議にオブザーバーとして参加し、アメリカでパレスチナ国家の建設を推進するNPOで中心的役割を果たしている。イスラエルの占領を正面から批判していることなどから、シオニスト団体によるバッシングも大きい。

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双頭怪獣イスラリカ (for FAD) 

レバノンの民間人の死者は600人を超え、負傷者は4000人を越えている。人口の四分の一を超える100万人が避難民となる一方、道路も橋も民生インフラも破壊され、食料や水や医療へのアクセスが断たれ、大量の人命が危機にさらされている。イスラエルは1982年の侵略で徹底的に破壊した国を、いまふたたび破壊している。 これはみな、ヒズボラが捕虜交換の目的で7月12日に国境地帯でイスラエル兵を拉致したことへの報復として、晴天の霹靂のごとくレバノン人に降りかかったものだ。
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I'm the Decider  

感動の名作、つうか名パロ

ジョン・レノンファンは聴いてみましょう

CHECK IT! 

(注意! 深夜にはクリックしないように)

マリアム・サイードの危惧 

5月3日は憲法記念日。「映画 日本国憲法」のインターネット配信があったのに、それをほっぽり出して来日中のマリアム・サイードと日光へ。東照宮をぜひ見たいとおっしゃるので、「でもねー、あれはねー、権力誇示の象徴以外のなにものでもないので、様式美や精神性を期待するときっとがっかりするのよ」とみんなが忠告したのですが、アメリカの友人たちがよほど強くオススメしたのか彼女の好奇心は抑えがたく、自分の目で見るまでは納得しそうもない。というわけで十数年ぶりに東照宮を訪れることになりました。
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